
サウスイースタン・アセット・マネジメント(以下、サウスイースタン)は「バリュー投資」のスペシャリストです。長期運用の実績向上を図るために、財務内容に優れ、有能な経営陣が率いる企業に着目し、その企業価値を独自に査定し、その結果、明らかに株価が割安であると判断した企業の株式を取得します。取得した株式は、株価が評価水準に達した時点で売却。当社の株式平均所有期間は約5年ですが、投資した企業がさらにもっと成長すると判断した場合には10年を超えることもあります。企業の本質的価値を見抜き、その価値が市場に認識される前に割安な価格で株式を購入すること。これがファンド資金の恒久的な損失を防ぐとともに、ひとたび市場が企業の価値を認識すれば、株価の高騰が期待できるのです。
1975年の創業以来、私たちはこの基本理念を貫いてきました。1998年には、投資家であるお客様とのパートナーシップのもと、米国以外でも株式投資を行う「ロングリーフ・パートナーズ・インターナショナル・ファンド」を設立。日本はその設立当初から、米国市場に次ぐ最大かつ最も重要な市場となっています。
私たちは30年以上にわたり、お客様と投資先企業との強いパートナーシップを大切にしながら、日米をはじめとする世界各国で投資活動を行ってきました。お預かりした資金とともに自らも出資することで、投資家であるお客様と絆を深めてきました。投資先企業においては、長期的成功を分かち合える優れた経営者を選ぶことにより、信頼のパートナーシップを築いてきています。「長期にわたって企業の株価を向上させることができる経営者こそ、すべてのステークホルダーに十分な利益をもたらす」、と私たちは確信しています。したがって、投資先企業が長期的な利益をめざす過程において、一時的にマイナスを生む経営方針を掲げた場合でも、私たちは支援していきます。一方、企業価値を損なうような経営方針に対しては、お客様の大切な資金を守るという責務を果たすため、異を唱えることもあります。しかし、私たちは、けっして経営者と対立する事を望んでいません。自らも自社株を保有する経営者と、信頼のパートナーシップを大切に築いていきたいと考えています。

投資家であるお客様と当社の利益を一致させ、あらゆる利益相反を回避するために、私たちは倫理規定を定めています。当社従業員が上場企業への株式投資を行う場合は、コンプライアンス委員会の許可がない限り、ロングリーフ・パートナーズ・ファンドに限定しています。また、すべての従業員は四半期ごとに、有価証券の売買報告を行うことになっています。各ファンドの理事会は、倫理規定の運用状況を毎年検証し、いかなる違反行為に対しても報告する義務があります。
ファンドの社外理事が個人的に有価証券投資を行う場合は、利益相反を回避するために事前の許可が必要です。さらに、その報酬と同額以上の資金をロングリーフ・ファンドに投資するものとします。
なお、サウスイースタンの従業員および関係会社は、総計でロングリーフ・ファンドの最大の出資者となります。